カシオペア医報  163 表紙より

表紙のことば
 天台時の鐘とあじさいです(実はお地蔵さんもいらっしゃいました)。あじざいは瀬戸内寂聴さんが京都から運んだものと伺っています。あじさいの花言葉はたくさんあって、よいイメージでは、元気な女性、辛抱強い愛情、一家だんらんが、よくないイメージでは移り気、冷淡、高慢があるそうです。「元気で辛抱強くて移り気な女性」というイメージでしょうか。「冷淡・高慢」は執着を離れたところをめざす仏教徒にはふさわしいのかもしれません。煩悩が消え、それぞれの人生を全うできますように。(打鐘、合掌)