カシオペア医報  154 表紙より

表紙のことば
「ざぜん草の里」

 新聞に「ざぜん草が咲いた」との記事を見つけました。3月31日、小雪の舞う日でしたが、北上市藤根の「ざぜん草の里」を訪れました。これまでざぜん草を見たことがなかったのですが、ミズバショウのような華やかさはなく、名前のごとくあちこちで沈思黙考を続けているように見えました。

またざぜん草は氷点下でも、肉穂花序の温度を20℃内外に維持する能力を持っているそうです。

ただ考えているだけでなく、最先端の(?)生活をしているのかもしれません。

(浄法寺診療所 樋口 清一