カシオペア医報  152 表紙より

表紙のことば
「ラペリスフラワー」
 
 ラテン語で「意志」を意味ずる「ラピス」からその名がついたラペリスフラワー。

 花やフルーツをモチーフに製作されたラペリスフラワーは、繊細でありながら、陶器のような硬質感も表現できるクラフトです。

 材料は、石粉と樹脂を混ぜた粘土。30色の基本染料を混ぜ合わせることで深みのある色を出すことができ、「細工は限りなく本物に近く、けれど色は本物にはない色で表現できる」それがラペリスフラワーの醍醐味です。

(二戸病院 佐藤 昌之 婦人 睦子 作