表紙のことば
< 山 芍 薬 (ヤマシャクヤク) >

山地の林の中に生える多年草。

名前の由来は、山に生え、全体が観賞用や薬用に栽培される。シャクヤクに似ているので、この名がついた。

近似種:ベニバナヤマシャクヤクは花が淡紅色で、柱頭がヤマシャクヤクより長く、強く外側に曲がる。

秋に袋果は紅色を呈し、中から藍色の丸い6〜7oほどの種が抜き出して目をひく。


(県立一戸病院 戸田 忠夫)