平成26年度の北上医師会重点目標

  1. 医療連携の推進

     地域の医療資源を有効に利用するように勤務医と開業医が良い連携をとることで「地域完結型医療」への転換を進める。これにより市民への「安心・安全な医療」を提供できることを目標にする。

  2. 住民への医療知識の啓発

     我が国の死因の上位を占める疾患に対しての市民公開講座を開催する。また、「広報きたかみ」への定期的な医療知識の掲載を継続する。

  3. 災害医療に対する対応

     大規模災害、地域に限局した災害などに対して医師会としての対応を行政と共に連携して推し進め、非常時に備える。

  4. 高齢化・精神・福祉について

     「受診サポート証」事業の実行と整備を継続し、このシステムを地域に定着させる。

  5. 介護医療、在宅医療について

     これらの医療に対する医師会としての対応法を検討していく。北上市の在宅医療推進事業への協力も継続する。在宅医療における関連組織との連携も推進する。

  6. インフルエンザ流行への対応

     例年のインフルエンザ流行に対しては行政、各医療機関と連携して夜間発熱外来の迅速な開設、運営に協力する。また、新型インフルエンザの発生においても迅速に対応できるようにする。

  7. 「東日本大震災」に対する復興支援

     岩手県及び岩手県医師会と連携してJMAT岩手の支援活動を継続していく。

  8. 医療安全推進への対応

     保健所との共催も含め医療安全の実行のために年2回の講演会を開催し、医師、看護師、その他の医療従事者への意識改革を継続する。

  9. 健診・検診事業への協力

     特定健診の受診率向上のために個別健診を勧めることで協力する。また、身体障害者健康診査事業、乳児等医療費助成事業、その他の癌検診事業などにも従来通りに協力する。