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誤って異物を飲んだ時
子どもの誤飲事故のトップは、タバコ、次いで薬、ピーナツ又は灯油、防虫剤、洗剤、化粧品の順です。
薬の場合は前後の状況、症状より誤飲した薬の種類、量を推定し、かかりつけ医に連絡をとり指示に従って下さい。誤飲の時の応急処置として、水、牛乳を飲ませ、指のどの奥にいれて押し、刺激を与えて吐かせて様子をみて下さい。しかし、酸やアルカリを誤飲した時は嘔吐させることは危険です。灯油も肺に吸い込まれると危険ですのでかかりつけ医で診察をうけるか、あるいは病状によっては直接設備のある病院に救急搬送して下さい。病院を受診するときは、誤飲した物が入っていた容器や内容をそのまま持参させて下さい。
コイン、小さいブロックの場合は、X線で異物の所在・移動を時間で追って確認してもらうようにしますが、殆どは危険なく消化管を通って便と一緒に排泄されます。ボタン型電池の場合はアルカリ電池による消化管の腐食の危険もあるため、速やかに胃内より取り出す必要があります。また他のものでも食道や胃の1ヶ所に8時間以上停滞するようであれば内視鏡的にとりだすことになります。体温計の水銀、マッチは誤飲しても無害です。ただ、ガラス片による口内損傷には注意して下さい。
化粧品、合成洗剤、石油類は少量の場合、殆ど生命の危険はありませんが、誤飲の量が多いと判断されたら、速やかに胃洗浄が必要となりますので、病院に搬送して下さい。
あめ玉、ガム、錠剤、もちを喉にひっかけ苦しがっているときは、間髪入れず大人の膝の上に子どもをうつぶせにして背中を強くたたいて吐きださせてみて下さい。ピーナツは、3才以下の子どもには食べさせないようにすることです。誤って気管に入り肺炎をおこす場合があるからです。突然咳がでてきて止まらなくなったら異物嚥下を疑って処置をしなければなりません。